どうも、メケです。
本日は小説です。

AmazonAudileで聴きました。
ナレーションが三浦友和さん。
後半は、聞きやすかったですが前半は声に抑揚がなく低い声でこもったような音で聞き取りにくかったです。頻繁に巻き戻して聞き直していました。
通勤のときに聞いていたんですけど、車内の音声を三浦友和仕様に特別にチューニングし直しました。それからは巻き戻すことなく聞けるようになりました。その辺から物語に入っていけました。
口コミ見ると、三浦友和さんのナレーション絶賛しているコメント多かったので驚きました。
確かに後半は三浦友和さんのナレーションは良かったです。
良かったですけど、前半は聞き取りにくくて残念だったです。
あの後半のような感じで前半も聞きたかったです。
徐々に三浦友和さんのナレーションが良くなったのか、自分の車内の音声チューニングがよかったのか、理由はわかりませんが、最後まで聞き終わったあとの「後味」は良く、終わりよければ全てよし的な感じに落ち着きました。
別の人のナレーションで同じ作品を聞いてみたいですね。でなきゃ、実際のところはわかりません。
この小説の作者、宮部みゆきさんを初めて知ったのですが、他の本も読んでみたくなりました。
言葉の表現がとっても好きです。
比喩や心情の表現に厚みがあり、いろんな表現方法に感心して聞いていました。
聞いていて、まるで火曜サスペンス。
三浦友和さんのナレーションでとても引き込まれたのは、後半。
実際にドラマで刑事役をしている三浦友和を見ているような臨場感がありました。
ここんとこ間違いない!
三浦知良さんで良かったと思います。
まじで三浦友和さんが、事件の真相に迫ろうと推論、仮説、聞き込みしているさまは火曜サスペンスでした。
ストーリー
ほぼほぼ、この物語の主人公、ホンマさん(刑事、休職中)の推論通り、事件の真相は的中かと思いつつ物語が進行する。
そんな中、完璧なアリバイにぶち当たり、推論は頓挫し、行き詰まる。で、話が振り出しに戻ってしまうのかという場面があり、そこからは本当に物語に引き込まれていきました。
最後、もの惜しかったのはもうちょっと、「新城喬子」本人に会ったあと、ホンマさんが本人から話を聞き出すところまでやってほしかったなって思いました。あと、その周辺の関係者たちの反応とかも知りたかったです。
新城喬子がどんな顔をするのか見てみたかったです。
大ビンゴの末、新城喬子にたどり着き、さあ、これからというところで、「えーーーー、もーーーー、ここでおしまい? えーーー、まだ聞きたかったよーーーー」的な感じで終わってしまいました。
まんまとやられてしまいました。
でも、おもしろかったです。
宮部みゆきさんの他の作品もちょっと読んでみたいなって思いました。
おもしろい作品でした。
本っていいですねー。
それではまたね。
いつも最後まで読んでくださってありがとうございます。