どうも、メケです。
今回は宮部みゆきさんのソロモンの偽証です。
以前、三浦友和さん朗読で聞いた「火車」の著者、宮部みゆきさん繋がりです。
ソロモンの偽証も面白いと聞きましたので、読んでみました。
といってもAmazonAudibleで通勤の時に聞いたんですけどね。
1冊あたり13時間、上下2冊で約30時間の朗読です。


おもしろかったですよ。
おもしろすぎて、会社に到着してもなかなか車から出られません。
それぐらいのめり込んでしまいました。
今、Ⅱ部の決意 上 を読んでます。
もうね、Ⅱ部は藤野涼子すごすぎです。
今読み中なのでちょっと言えませんけど。
Ⅰ部はね、藤野涼子と仲の悪かった三宅樹里とHBS放送局のニュースアドベンチャーという番組のフリー記者の茂木悦男が、この事件「柏木卓也の自殺」をね、「殺人事件だ」として学校中から世間まで、混ぜる混ぜる。
実際にこのクラスの生徒だったら、精神的に病むね。
中学生だから。
やばし。
中学2年生の柏木卓也の死は自殺だったのか、それとも殺されたのか。
そして、事件を解明する中で、一人、また一人と次々と犠牲者が出てきて・・・。
そして、またもや「火車」ではありませんが、「あー----、もう」「えっ、もう終わり?」っていうところで、Ⅰ部の下巻が終わってしまうのです。
先が気になるのでⅡ部の上巻を読むという・・・。
まんまとハマってしまってます。
絶対にやめた方がいいことが一つあります
この本読み始めてたり、読みたいなって思っているのなら絶対にしない方がいいことがあります。
それはウィキペディアでソロモンの偽証を検索しないでください。
なぜなら、かなりの有名作品でネタバレもいいところ、バレバレなほどにあからさまにオープンになっています。肝心かなめなところは載っていませんでしたが、いつ誰がどうなった、最終的には誰と誰は続編で結婚しているとか・・・。そんなの知ってしまった日には「がっくり」きてしまいます。
この小説、相当人気だったらしく、映画実写化、ドラマ化、ミステリーがすごい!などで2位ランクイン。
そしてこのソロモンの偽証の続編として、本編の20年後の設定で「負の方程式」まで出版されています。
なので、どうかウィキペディアだけは検索しないことをお勧めします。
というわけで、ソロモンの偽証Ⅰ部 事件 上下巻、気になるなって方はどうぞ読んでみてください。
まー、おもしろい。
あとね、宮部みゆきさんの描写が好き。
とても厚みがあって、なんか好きです。
それだけなんですけどね。
あとは、なんていうんだろう。
引き込まれるワー。
あらすじを知りたい方のためにざっくりとさわりだけお話しします
ウィキペディアだけは検索しないようになんて言っときながら、あれなんですが・・・・。
ざっくりあらすじ知りたい方のためにさわりだけお話しします。
舞台は都立中学校2年A組。
雪の積もったクリスマス、冬の朝、同じクラスの野田健一が同クラス不登校中の柏木卓也の凍り付いた遺体を学校の敷地内の雪の中から発見するところからこのストーリーは始まる。
当初は柏木の両親の証言や警察の捜査などから自殺として扱われ一件落着していた。
ところが3学期の始業式の朝に「あれは自殺じゃない、殺されたんだ。私は見た」という怪文書が届けられ、事態は動き始める。
その怪文書(告発文)は津崎校長宛と同クラスメイトで警視庁捜査課の刑事を父に持つ藤野涼子宛と同クラスの新任の森内恵子先生宛の計3通、同時に届けられる。が、実際には森内先生にだけその怪文書は届くことなく、森内先生の知らぬまま、HBSのニュースアドベンチャー番組のフリーライターである茂木悦男がそれを目にすることとなる。
津崎校長は同中学校のある所轄内の少年課の佐々木礼子刑事とともに、生徒たちに聞き取り調査を行った末、この怪文書(告発文)は根も葉もないこと。やはり柏木卓也は自殺だったということに落ち着き、事態はおおっぴろげにはならなかった。
ところが、フリーライター茂木が「いやいやいや、これ、殺人事件でしょう」「学校がいじめとかをもみ消そうとしてるんじゃない?」ということで、学校側に食らいつく。茂木は生徒や保護者、先生たちに聞き取り取材して回る。あちこちでいろんな噂が先行し始める。結果的に茂木の取材によって、学校中ほじくり返しーの、ひっかきまわしーの状態となる。茂木はニュースアドベンチャーで特集を組んで番組内で放送した。そしてその放送後、放火や事故?、喧嘩などで次々犠牲者が出る事態となり、先生たちも辞めたりーので、エライ事態にまで発展する。
さあ、さあ、どうするの?
結局柏木卓也は自殺? 他殺? ならば犯人は? 2年A組の誰か? などなど・・・、次々と疑問ができて。
そうこうしているうちに新学年になり、みんな進級して、2年A組はみんなバラバラになる。
で、ソロモンの偽証 Ⅰ部 事件の上下巻は終了となる。
「えー----」っていう感じなところで終わってしまうのだ。
まじで💦
で、今は・・・
引き続きⅡ部を今楽しんでまーす。
そんじゃぁね。
Ⅰ部 事件 上巻
Ⅱ部 事件 下巻