どうも、メケです。
見てきました、映画「すずめの戸締り」。
よかったです。見れてよかったです。
やっぱ、あれだね。見てて考えさせられるっていうか、伝わってくるものはいいですね。映画にしろ、小説にしろ、芸術にしろ、伝わってきて、そして考えさせられるものはいいですね。この映画、泣きました。ちょっと、胸いっぱいさと爽快さ?(先は明るいと思ったのか)の入り混じった複雑な心境でしたね。
いい映画でした。
すずめの戸締り、このタイトルの意味考えてみました
きっと、すずめの過去の震災のトラウマを受け入れて自ら戸締りした。
そいう意味なんじゃないかな。
過去は変えられないけど、過去とは向き合える。そして向き合って受け入れることで次へ一歩を踏み出せる。そう感じました。
テーマは震災
そのテーマがこの映画では「震災」。
神戸が出てきたとこら辺からなんとなくわかった。
3.11。テーマとしては重い。
重いけど、絵も良かったし、ストーリーはシンプル。ただただ、「すずめ」と「そうた」が戸締りをしていく。そして最後は、すずめの故郷。トラウマのあった場所だ。
テーマは3.11で重いけど、ジブリや「天気の子」や「君の名は」をオマージュさせるところとか、ちょっとした遊びっぽいところとかあって、シャレてました(ユーミンの唄が流れるなんて)。
その対比がトータル的に重すぎず軽すぎず良かったです。泣いたんですけども。
3.11
すずめが4才のころ、3.11で母を亡くした。
高校生のすずめがその心の傷を自分で終わらすというか、一度終息させる物語。
震災の時死にかけたところをおばに拾われ育てられる。すずめの故郷(東北地方)に戻るとき途中でおばと喧嘩するシーンがある。あれは一度は吐き出しとかないといけないおばとすずめの本音の部分(互いの嫌なことがら)。
おばにしてみたら「私の人生返せ!」、すずめにしてみたら「おせっかいすぎる、想いが重い!」。
でもそれだけじゃない。今まで生きていていいこともたくさんあった。そうなんだ。いいこともいっぱいあったんだ。生きていて。
よくわからない過去のモヤモヤ(トラウマ)と一度向き合って、それを受け入れて、そして一歩を踏み出す。
それが、扉を閉めること。それがすずめの戸締りだったんだなー。
自分なら
心のトラウマって誰しもある。この映画はテーマが震災だったけど。
心のトラウマは自分でどこかで「よし」としなきゃいけない。
いつかは。
そして、そのうえで、でも今こうやって元気に生きられている。「そうだ。誰だっていつ死ぬかは分からない。だけど生きられるうちは自分も頑張っていこー」って、この映画見てて自分自身そう思える映画だったよ。
震災という重いテーマだったけど、風景といい音楽といい、穏やかでよかった。その対比に救われた。
いい映画でした。
ありがとう。
小説でも「すずめの戸締り」読んでみたいな。
今日も最後まで読んでくださいましてありがとうございます
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そんじゃぁね。