どうも、メケです。
今日はこの1冊です。
私中野信子さんのファンでして、この方の本よく読みます。
この方の本はとても読みやすく、言っていることがすっと胸の中に入ってきます。
不思議な文章です。
きっと頭のいい人は思考がシンプルなんでしょうね。文章がとっても読みやすいです。かといって内容もそこそこありますし。
この本も気に入って、3~4回ほど読み返しました。
では本題に入ります。
この本、オススメな人は以下のような人です。
- 中野信子さんのファンな人
- 純粋に頭のいい人の頭の中を覗いてみたい人、気になる人
- 自己啓発本のノウハウを求めていない人
- 脳科学的根拠をこの本に求めていない人
純粋に、「頭のいい人の中身、どーなっているか知りたーぃ」っていう人に向いてます。
あとね、こんな人にも向いてるかもしれませんね。
- 受験生とか資格取得目指してますとか
- 会社や職場でうまく人巻き込みながら仕事ができるようになりたいですっていう人
- どうすれば、今悩んでいることが解決するのか、ヒントを見つけるつもりで読みたい人
そんな感じの人にはこの本、いいかもしれませんよ。
目次
どういう本か?

中野信子さん自身が実際にMENSAのメンバーと仕事や勉強、交流をしてきた中で「日常の行動や思考を観察して、こういった共通点や傾向が見られます」といったような内容になっています。
プラス、中野さん自らの経験を踏まえて「勉強していくときはこういうやり方をしていたし、MENSAの人たちも似たようなやり方のようでした」といった感じの内容になっています。
MENSAの人たちのことが書かれてますので、具体例がとてもリアルです。
もちろん、根拠やその理由についてもわかりやすく解説してくださってますよ。
MENSAとはIQが世界の上位2%に入る人の集団で、試験に合格すればだれでもメンバーになれるという国際グループの名称です。簡単に言えばIQ上位層の集団ですね。
有名人でいえば、メンバーには茂木健一郎さんや中野信子さん、宇治原史規(お笑い芸人)などがいます。大人でなくても、子供でもメンバーになっているらしいので、純粋にIQの高い人たちの集団なんでしょうね。
そういうグループがあることすら、この本を読むまで知りませんでした。
この本で響いたこと
- 目標はたどり着くための目印
- いつも新鮮な気持ちで高い集中力を発揮できるようにしている
- 脳にいいモノを食べる
- 同じ能力なら外見のいい方が得
- 記憶は引き出せるようにタグ付けして覚える
順番にお話しします。
1.目標はたどり着くための目印
- 目標は忘れないようにすぐに思い出せるようにしている
- 時間を手に入れるためにやらないことのリストを作っている(リストは流動的)
- やったこと頑張ったことを記録している(メンタルケアと自己解析に役立つ)
人は目で見たものに向かっていく習性があるそうです(脳科学的な解説より)。だから目標は大切です。とはいっても目標はあくまでも、進捗状況の確認ぐらいの位置づけとのことです。うまくやる気が維持できるようにしているとのことです。
2.いつも新鮮な気持ちで高い集中力を発揮できるようにしている
- 作業の前に集中できる環境を作る(儀式、机の上を整理するなど)
- 集中力はやっているうちに出てくる。その儀式として机の整理整頓など、目に入る情報のシャットアウトなど
- 苦手なことに労力を使わない(得意な人にお願いする)
- 飽き性ならその特性を受け入れてうまく活用する(目移りしてもいいじゃないかという発想)
高いパフォーマンスは結果的に時間当たりの効率が上がるのでそういうことを意識しているとのこと。
大切なのは時間と時間当たりの効率なんですね。
頭のいい人ってそんなところを見ているんですね。
あれやこれや参考書をいくつも買っていてはだめですよ。
頭のいい人は「やることをやる」に焦点が定まっているようです。
3.脳にいいモノを食べる
脳にいい食べ物もあるようです。ここでは詳しく述べませんが、ジャンクフードばかり食べていてはダメだということですね。
あとね、脳をいい状態に保つ意味では、睡眠はしっかりととっているみたいですね。
覚え方は長時間ではなく、時間間隔を徐々にあけながら回数をやっているとのことです。
「覚えたら寝る」だそうです。
頭のいい人は、最もいい結果の出る方法を「自分で論理的に」試行錯誤していることがうかがえます。
4.同じ能力なら外見のいい方が得
これは、わかる人はわかるんじゃないでしょうか。
外見は大事ですよってことだそうです。純粋に人は見た目で判断してますと。実際もそうだし、脳科学的にもそうらしいです。
見た目が清潔そうで、落ち着いた服装って、大事だそうですよ。
あとね、ちゃんとした学校出てるっていうだけでも人は無意識に「いい印象」を受けるのだそうです。
そういうの知ってるから勉強頑張るんでしょうね。結果的に得ですよね。
身なりがきちっとしている人は、やっぱり私もいい印象を受けますから。
5.記憶は引き出せるように記憶する
人の記憶量はパソコンでいうと200テラバイトぐらいあるらしいです。
思い出せるように記憶しているかどうかだけとのことです。
覚える時に印象に残るような記憶法で覚えるとか。
手や口や耳を動かして覚えた方が思い出しやすいでしょうとのこと。
これね、あれですよ。アウトプットが最大のインプットっていうのと同じ。
覚えた後に、誰かに聞いてもらうとか、誰かに教えるとか。あれと一緒ですよ。
これからどうするか
今、すでにまとめノートっていうのをアウトプット用に普段使いしているんですけども。このノートにやったことと目標も書き入れていきます。
そして、自分はこうなるんだってのをちゃんと目標にして進んでいきます。
久々に「あたり」な本に出合えて、ちょっと感激です。
まとめ
この本は自分にとっては結構「あたり」な本でした。
これからもことあるごとに読み返して思い出していこうと思います。
というわけで、本日も最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
それではまたね。