
どうも、メケです。
本も読んだけど、AmazonAudibleでも聴いている。
この本を読んでどうしようと思ったか。
動きます。
実際にやっていきます。
そうしようって思える本です。
めっちゃおもしろい自己啓発小説本でした。
あなたがこれを読むと、小説としてエンターテインメントとしても楽しめるし、なりたい自分になるための、自己啓発の橋渡しにもなるでしょう。
というわけで本編です。
目次
一家に一台、「ガネーシャ」欲しいねぇ

ガネーシャはまるでドラえもん。
ガネーシャはなりたい自分のなり方を教えてくれる。
ドラえもんは欲しい道具を出してくれる。
ガネーシャはあんみつが好き。
ドラえもんはどら焼きが好き。
ガネーシャは神様なのに誘惑にめっちゃ弱い。
ドラえもんはネズミが苦手。
ガネーシャは涙もろい。ドラえもんだ。
ガネーシャは人を喜ばせるのが好き、楽しませるのが好き、笑わすのが好き。
そしてめっちゃ繊細だけど、禁煙に失敗するほど誘惑に弱い。
ガネーシャは落ち込んだ時、大好きなあんみつで気を紛らわす。
そしてめっちゃ落ち込んだら押し入れに引きこもる。
まるでドラえもんだ。
ガネーシャはインドの神様
主人公が、自分は変わるんだと有給とって自分探しの旅にインドに出かけた。
そのときに土産で買ってきた「インドの神様のおきものの像」、それがガネーシャだった。
ある日その像が、主人公に話しかけるところからこの話は始まった。
「わしの言うこと聞いとったら、なりたい自分になれるでぇ」と・・・。
「成功して、ウハウハできるでぇ」と・・・。
ガネーシャがドラえもんに似ているっていうことは、主人公は「のび太」に似ているのかなと思いきやそうでもなかった。
「やりたいこともできずに悶々としながら、でも行動に移せずに、ちょっと後悔しながら生きている」そんな感じの主人公。
自分のやりたいことはもっと他にあるはずなんだと思いつつ、でもどうしたらいいかわからないでいる、そんな主人公です。
そう思いながら生きている人って、世の中にたくさんいないですかね。
私、そうなんですけど。
この自己啓発の小説は「まるでドラえもん」のように、読んでいて主人公に親近感がわいてくる。
主人公とガネーシャの掛け合いがおもしろい。
言っていることは今までの自己啓発本と似たようなことなんだけど、妙に納得する。
話の持って行き方が自然で、具体的な例(偉人伝を砕いた感じで話す内容)が想像しやすく、頭に残りやすかった。
今まで読んできた自己啓発の本の内容、全く頭に入っていなかったのは、そういうことね。
主人公への感情移入がこの本にはある。
自分事になるんだね。
この本は小説としてエンターテインメントとしても楽しめるし、実際に行動に移しながら習慣として身につけていくことも可能な本。
と、この本を読んでそう受け取った。
エピソードがおもしろいのでまぁまぁ、頭に入っている。
他の自己啓発本とは全く違う。
こんな小説みたいな自己啓発本、欲しかったわー。
この本で一番印象に残ったこと

やりたいことを見つけるには「体験しろ」「動け」「行動しろ」「実際にやっていけ」ということ。
世の中の典型的な自分の思った人生を生きられない人ってのは、「考えてる人」「考え続けてる人」。
あーでもない、こーでもないと思考を巡らして・・・。
結局いろんな理由つけて何もしない。
今、変わらなかったら昨日と同じ今日を繰り返すだけだ。
そうやって世のほとんどの人は、自分のしたいことをすることなく、やりたいことができなかったと後悔の中で死んでいく。
後悔しない人生を生きたかったら「今変われ」「今動け」「動きながら変わっていけ」。
僕はそう受け取った。
だから、これから、今習慣としてできていることは続けつつ、さらに、ガネーシャの提案する課題、すなわち「習慣」を身につけていこうと思っている。
この本が売れている理由
この本を読んで一番思ったのは「こういう自己啓発の本が欲しかったんよ」そう思いました。
つまり、自分を含めて世の人々が「こういう自己啓発本欲しい」にどストライクにはまったからでしょう。
今までのよくある自己啓発の本は、言っていることはよくわかる。
けど、なかなか行動に移せない。
この人(著者)が特別やからじゃないのかなとか思い、なんかちょっと異次元に感じるような感じで、とっつきにくい感じがしていた。
ま、でも、そういう本読んで、「そうか、じゃ、やってみるか」ってやる人もおるんやと思います。
けど、私は、やっぱり、やりたいこともできずに後悔しながら死んでいく、このままいくとそうなんだろうなと思います。
どの自己啓発を読んでも、あまり心に残りませんでした。
「もっと頭に入ってくる本が欲しい」そう思っていました。
うまーく、自分が欲しいなーって思ているゾーンにこの本が入ってきたわけですな。
みんなの欲しいものをどストライクにかなえてくれているからこの本は売れ続けてるんだろう。
ガネーシャの課題の中でこれが一番響いた

ガネーシャの課題は全部で30個近く。
その中で一番響いたものそれは、
課題 トイレ掃除しろ
この本の中で一番何回も登場してきたことば、それがトイレ。
トイレという言葉だけで26~7回以上登場する。
「トイレピッカピカ」
「トイレ掃除」
何回も何回も、繰り返しガネーシャや主人公が言っていたので、相当大事なことなんじゃないかと受け取った。
ガネーシャはトイレ掃除について、こう言っていた
トイレ掃除って、みんなしたくないこと。
でも、みんながしてほしいと思っていること。
そこを、誰に何も言われることなく、自分で掃除する。
「まー、ステキ」となって人を幸せな気持ちにできるし、人のやってほしいことをしてあげているのでそこに価値が生まれるとのこと。
みんなに心地よくいてもらいたい、気持ちよく過ごしてほしいという掃除した人の愛を感じろと・・・
ガネーシャは他の章でも「トイレピッカピカ」について言っていた。
繁盛店の「トイレはピッカピカ」だ。
逆に、閑古鳥の鳴いている店は「トイレ汚い」。
愛の違いだと。
トイレのきれいな店は繁盛していることが多い。
手作りのポップ。
清潔なお絞り。
店員の笑顔。
明るい店の雰囲気。
トイレもきれいだったら、心地いいな、また来たいなって思うよね。
「トイレピッカピカ」は愛を感じろと・・・、ガネーシャは言っていた。
ガネーシャはこうも言っていた
大富豪たちの唯一の共通点は「トイレピッカピカ」。
つまり、人々のやりたくないけどやってほしいことを率先してやってきた。
たくさんの人たちから支援されてきた証が大富豪。
つまり大富豪は人々から喜ばれることを率先してきた。
松下幸之助は毎朝仕事を始める前にトイレ掃除をしていた。
本田宗一郎は工員の一番目に付く工場の真ん中にトイレを作って、トイレはいつもきれいにしていた。
実際トイレ掃除した主人公はこう振り返っていた
朝一番にトイレ掃除をすることで、一番やりたくないことができたという気持ちになれる。
その気持ちが、一日を過ごす中で、あらゆることが先延ばしされずにスムーズに処理できるようになる。
朝一番のトイレ掃除は、そのほかのやらなきゃならない事柄のハードルを下げてくれた。
トイレ掃除、僕が1か月間してみて感じたこと
トイレ掃除は「きれいが気持ちいい」と「気持ちいいのが好き」だし、「そういう自分が好き」と感じ始めるよ。
毎日トイレ掃除をしていくと、毎日掃除するところがなくなってくる。
次第にトイレがピカピカになってく。
いっつもトイレがきれいになってくる。
トイレをきれいに使おうという気持ちがわいてくる。
きれいなことが気持ちいいと思い始める。
すると、ほかのトイレ以外のところも汚れが気になり始める。
トイレと同じようにほかのところもだんだんきれいになっていく。
ちょこちょこ気が付くたびに掃除し始めるからね。
トイレ掃除がほかの「全体のきれいのレベル」を上げてくれるみたいだ。
そしてどうなるか。
一緒に過ごしている人も気持ちよくなれる。
いい気分になれる。笑顔で過ごせるようになるんだな。
これ、僕の実感です。
トイレ掃除で「気持ちいいこと」、「気持ちいい状態」が好きになっていくのだ。
その先には、多分、「人が気持ちいい、ありがとう、うれしいと言ってくれることが好きになっていく」んじゃないだろうか。
ガネーシャの課題の中で、新たに自分の習慣にしていきたいこと

課題 人を喜ばせろ、楽しませろ、笑いを大切にしろ
世の中は喜ばせ合戦(いくつも課題がある中で自分なりに複合させてます)。
どれだけ人の「してほしい」や「こんなもんあったらいいのに」っていうのを実現したか。
そういう意味で、人のいいところを見つけてほめるとか、同時に盗んで自分のモノにするとか。
人が期待する以上のモノを驚きに変えるぐらい喜ばせることをしろと。
あと、街中のはやっている店に行って、お店がどういうサービスをして、心地い、気持ちいいサービスをしているか感じなさいと。
ガネーシャは人に喜んでもらうにあたり、こうも言っていた
人は「あなたにはこれを期待している」「あなたにこうしてほしい」っていうモノがある。それを早く見つけろと。
そのために自分の長所短所を聴いたり、自分で動いて応募(チャレンジ)しろと。
自分の才能を認めてくれる場所、人が必ずあるからと。
チャレンジし続けないとわからない。
それが見つかるまでは諦めるなと。
突き詰めれば仕事は作業
どんなサービスも仕事も突き詰めれば作業。
その作業が自分に向いている作業かどうかはとても重要。
自分の生涯の仕事が、自分に向いていない作業だったらどうだろうかと。
一生その向いていない作業をすることで、やりがいも見いだせないまま時を過ごすのは、つらいことじゃないだろうか。
自分がこれだって思える仕事に出合えるまでは諦めてはいけないと。
もう一つ、ガネーシャはこんなことも言っていた
成功する言うことは、世の人々に認めてもらえるっていること。
仕事がうまく行くっていうことは、人々がしてほしいと思っていたことを実現して、人々がありがとうってなること。
つまり成功するっていうことは、たくさんの人を応援した人でもある。
だから、世の中がうまく行くように、もっと良くなるようにしていきたいって心底、そう持って行動することだと。
夢を語るのはいい。でも、もっともっと夢をでっかくして行けば、それはひいては世の人々がこうあってほし、こうなりたいを実現することでもある。そういう思いで進んで行けと。
心に響いたガネーシャの言葉
ありがとうを大切にしろ
人を喜ばせるには、自分が満たされていないといけない。
自分がこうやって生きてられるのは、周りの方々のおかげ。ありがとうと。
身近な人を大切にしろと。
父ちゃん、母ちゃん、仕事や取引先で、大事にしてくれている人。
お参り行くときもそう。
最初に「私の願いをかなえてください」ではなくって
「神様、いつも見守ってくださいましてありがとうございます」と。
神様であるガネーシャだけに・・・。
最後に
この本はよく売れているので、続編が出ている。
エンターテインメントとしても読みたい。
そして、今回のこの記事で触れなかったの他のガネーシャの課題についても、記事に書いていきます。
まずは、今自分が日々実行している習慣トラッカーに「新たな習慣」としてガネーシャの課題を追記して、実行していきます。
最近、寝る前に、「無駄買いしなかった」とか、「お菓子ばかり食べなかった」とか、「用もないのにコンビニ行かなかった」とかを振り返って、「できてるやん自分! スゴイ自分!」ってニタニタするのが好きなんです。それが楽しいんです。
この本とは全然関係ない話んんですけど・・・。
今やっている習慣、楽しいんです。
このまま、追加した新しい習慣も楽しんでやっていきます。
長かったけど最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
それではまた。