どうも、メケです。
コロナ禍でも50代転職は有りか考えてみました。
答えは転職は有り(いいモノ)です。
私、半年ほど前にこのコロナ禍に転職しました。
いざ、転職してみると前の職場より居心地よかったです。
先日、こういったニュースがありました。
新型コロナ影響の失業者 7万人超える 厚生労働省 | 新型コロナ 経済影響 | NHKニュース
こういったことは会社勤めする以上、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないですよね。
ましてや「若さ」を売りにできないアラフィフのバブル世代には、コロナ禍は痛すぎます。
そして、定年後再雇用したならば、今はこんな時代です。
シニアの悲哀、定年再雇用「終わった人扱い」 畑違いの仕事で給料4分の1(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
これが現実です。
この記事は40~50代を迎える方で、出世コースとは離れたところで、若者と同じ土俵でこの先もやっていくのか、どうしようか考えている方向けの記事です。
あなたがこの記事を読むと、「転職するのちょっと勇気出してみようかな」って思えます。
目次
50代で転職してよかった理由
- 肉体的に楽なのでこの先の人生設計がしやすい
- メンタル的に楽なので精神衛生上、生きやすい
- 仕事に余力ができるので余暇を第二の人生のために使える
私を例にして順番に説明していきます。
肉体的に楽
はい。私、コロナ禍の前に工場が撤退することは決まっていたのですね。
で、同じ関連会社内で職域(ホワイトっぽい仕事内容)があったのですが、コロナ禍により消滅しました。
そして、第二第三の次なる職域が、3K(きつい汚い危険)レベルの職場ですね。
次の職域が転職前の私がしていた業務内容に近い職場だったのです。
仕事を覚えるまでに3年はかかる業務内容です。
前職場もそうでしたけども、50代で・・・。
また、若者に混ざってやっていくのか。
決断しました。
転職したのです。
運もあったのですが、ラッキーでした。
きつくない、汚くない、危険じゃない、とても働きやすい職場です。
このメリットはとっても大きいです。
前職みたいに帰宅後、ただ休む、体を休めるしかできないほど体力を消耗しないので、帰宅して自分の時間を使えるのです。
メンタル的に楽
前職は
- 製造スケジュールに追われる緊張感
- 急な段取り替えの緊張感
- 失敗できない緊張感
- 同時にいくつも並行して要領よく取り進めないといけない緊張感
- 次のシフトの人に言い訳せずに渡したい緊張感
- 傷口を広げずに設備トラブルを対応しなければいけない(失敗できない)緊張感
- きつい、汚い、危険
- みんな殺気立っていて、オラオラな(自分らしくない)状態で仕事しないといけない
転職後今は
- 真面目さが売りになる
- 笑顔、挨拶できるだけでいい人に見られる
- 早期発見早期対応が仕事になる
- きつくない、汚くない、危険じゃない
- みんな穏やか(自分らしくいられる)
- 今している仕事に全力で取り組める
- 緊張する場面が少ない
みなさん、これ見てどうでしょうか。
仕事変えるだけでこれだけ変わるのです。
私的には仕事で人は変わるんだと思います。
業務内容で人は変わるのです。
もちろん給料は以前よりも落ちますが、メンタル的幸福度は上がっています。
そして、帰宅してからの余暇の過ごし方がまったく違います。
仕事に余力ができるので余暇を第二の人生のために使える
転職して、メンタルが非常に楽になりました。体力も温存できます。
帰宅後の余暇も有意義に過ごせるのです。
自分らしくいられるのです。
この効果はアラフィフにとっては大きいです。
私をはじめとするアラフィフはすべての年代の中で一番悩みの多い年代です。
ここではその悩み、いちいち取り上げませんが、私と同じ年代なら察しはつくのではないでしょうか。
大きい会社、工場で働いてきた人ほど、いざ転職するとなると市場価値ゼロなんです!
居心地いい会社は、転職するのに勇気いるんです!
転職を目的にするのではなく手段にするといいです。
次の自分の人生設計を実現させるための時間稼ぎです。
転職に向く人向かない人
50代での転職は非常に厳しいです。
しかもコロナ禍です。
幻想を抱いての転職は控えた方がいいです。
50代で転職に向かない人
- 大きい会社に勤めている人
- 収入にこだわる人
- 業種にこだわる人
- 自分のスキルで勝負したい人
- さらにステップアップしたい人
企業の本音は「若い人を使いたい」です。
戦力になりかけたころに定年を迎える50代の人を企業は本音で欲しいとは思っていません。
ちょっと厳しいことを言いますが、今までの会社で働けてきたのなら、そのまま定年まで働くことをお勧めします。
これ、本当の話です。
私の転職の理由はもっと違うんだという方は転職に向いているかもしれません。
50代で転職に向く人
- 真剣に自分の人生を考えている人
- 死ぬときに後悔したくない人
- 自分らしくいたい人
基準が、次のステップのための手段で転職が目的になっていなければ転職はありなんじゃないでしょうか。
50代転職の考え方
転職は自分らしく働けるところを探そう
一日は24時間のうち、睡眠をよけて一番長い時間を過ごすのは会社で仕事をしている時間です。
その一番長い時間を自分らしくいられないとしたら・・・。
自分らしくいられない職種を選択すると、一番後悔のする時間の使い方じゃないでしょうか。
だとすれば、少々収入は減っても、自分らしくいられる職種へ転職することが人生への幸福感が高まります。
なので、50代での転職は今までの自分のプライドを捨てて、無理なく働ける職種を考えてみるといいです。
これも、運に結構左右されますが、事前によく調べて行動するのみです。
転職は次のステップのための時間稼ぎ
50代での転職は、時間稼ぎです。
次の自分の人生設計を実現化させるための時間稼ぎです。
転職せずに定年まで働いてその後はその後で、その時に考える人生も大いにありですし、ほとんどん方はそうじゃないでしょうか。
ただ、死ぬときに後悔したくない、自分の人生を歩きたいと考えているのなら何とかしたいですよね。
今のまま、メンタルや体力を仕事で消耗して、帰宅しても「休む」しかできない日々の繰り返しでは、先の人生設計もくそもありません。
「日々を生きるだけで精一杯」は本当にあなたの望んだ人生でしょうか。
今のままの働き方で、メンタル、体力を消耗して帰宅しても自分の余暇を有意義に過ごせないのであれば、早めに転職して次の準備に時間を当てた方がいいと思いませんか。
だとしたらば、一度は収入が落ちても、自分の余暇を有意義に過ごせそうな職種に転職した方が幸せ度は高いです。
まとめ
というわけで、本日は「コロナ禍でも50代転職は有りか考えてみた」につきまして、「転職はいいもんですよ」という内容でお話ししました。
この先の人生を不安に思いつつ、何もできないで定年まで「自分らしくない時間を過ごす」のなら、「自分らしくいられる職種」をみつけるなり、「次のステップのための時間稼ぎになる職種」へ転職した方がいいんじゃないでしょうか。